書籍の読み方について、私はしばしば一つの誤解に陥ります。それは序文や脚注でも、必ず読み通さなければならないという考えです。
このようなチェック式の読書は間違っています。特に専門書を読む際には。
まず、自分が本を読む目的を明確にすべきです。どのような知識を得るために、目的を持って適切な書籍を探すべきです。
次に、本の中の知識の位置を確認するべきです。なぜなら、一部の書籍は非常に包括的であり、あらゆる知識を網羅しています。最初から読み始めると、大きなエネルギーを無駄にすることになります。必要な部分に到達した時には、その情報を活用する機会を逃してしまうことがよくあります。したがって、最も効率的な方法は関連する知識を見つけて直接読み始めることです。
さらに、複数の本を同時に読むことが最善です。関連する知識を交差させて確認することで、理解を深めるだけでなく、より包括的で深い理解を得ることができます。
最後に、学んだ知識を自分の考えに内在化することが重要です。自分の言葉で表現できると最良であり、その原理を理解し、自分の考えを加えることができることを示すことが、知識を獲得したことを意味します。これこそが自分の知識であり、何冊の本を読んだかを追求すべきではありません。
自分の教訓から得られる気づきをまとめると:
- 目的を明確にする:効率を向上させる
- 複数の本から関連する知識を見つける:理解を深める
- 原理を理解し適用する:内在化
私の以前の読書習慣―チェック式の読書、目的のない読書、表面的な形式にとどまる読書―を深く反省した結果、その原因は十数年の教育と密接に関連しており、特に心の成長期に悪い習慣が身についてしまったことが挙げられます。
ここでの教育には学校教育と家庭教育が含まれます。
学校では、多くの場合、暗記型の学習が行われ、原理を理解することはせず、高得点を目指すだけです。普段から終わりのない宿題をしており、好奇心が不足しており、なぜ行うのかを理解しておらず、目的を理解していません。
家庭での指導も不十分であり、学校の延長線上に過ぎず、宿題を終えることが良い生徒であるとされ、適切な指導がないため、探求心を失ってしまっています。
読書習慣を変えるには、上から下へと変えていく必要があります。まず、考え方の習慣を変え、行動を始め、習慣を身につけて続けることが重要です。